ノン・ダックレイの写真と動画

コスプレ系女装外出の自撮り写真と動画が主体のブログです。 そういうものが、苦手、嫌いな方はご覧にならないでさい。 不快感を催しても当方は何も手当を致しません。ご了承ください。

2019.11.10 片瀬海岸
 この前片瀬海岸西浜で簡易鍋がエスビットで調理できることが分かったので、
今度は焼き物をすることにした。
荷物を軽くするため酒と食材は現地調達という事で、
小田急の片瀬江ノ島駅から江ノ電の江の島駅裏のスーパーマーケットへ行く。
藤沢から江ノ電に乗れば当然近いのだが、江ノ電の運賃が220円掛かる。
藤沢で小田急を降りる分安くなっても、それを上回る出費となる。
1分1秒を争うビジネスではないし別にいい。
歩くのは健康に良い。
その往復距離を考えると別に鎌倉でも良さそうだ。
規則は藤沢市と同じで、海水浴シーズン以外の砂浜でコンロ等を使えば良い。
鎌倉は駅から海までの道に鮮魚店やスーパーマーケットが有るので便利だが、
海岸に西浜のような、お誂え向きのコンクリートの台が無いので
座ったり敷いたりする道具が要り、エスビットを載せる燃えない溶けない台が必要だ。
それでも何とか鎌倉でも食いたいものだ。


浜辺で魚を焼くというのは状況的にぴったりだ。
焼き物は店でなければ野外でやるのが良い。
特に魚を自宅で焼くと臭いが台所に数日間こびりつき、漏れた煙で持ち物迄汚れる。
外なら天に帰るだけなので、自然現象の一環だ。
それにしても巻貝は失敗だった、あんなに火の通りが悪いとは。

こういうことをする時は姫袖やフリル袖は危険だ。
汚れもさることながら、引火の危険がある。
例え火がついても目の前には巨大な水たまりがあるので良いのだが、よくない。
なので袖の細い物、半袖、袖無しの方が良い。

そういう意味もあってこの服なのだ。
汚れる可能性も高いので新作は惜しい、だいぶ前に作って着る機会が無く、
エナメルや合皮なら食べこぼしても拭き取れて、
煙の臭いも染みつかず簡単に洗い落とせるという魂胆だ。

火を使うので引火の事を考えれば溶けて張り付く危険のある合成繊維よりも、
本革や綿製品のほうが安全だ。
本革は簡単には火が点かぬし、綿製品はすぐに脱ぎ捨てればいいからだ。
なので陸上自衛隊の旧型戦闘服65式は綿製だったりする。
なので洗濯後はシワだらけ。
その度に娯楽室でスプレー糊吹き付けてアイロンプレスしていたものだ。
戦闘服に糊付けプレスなど馬鹿らしいと思うが、
簡易の制服として、また、軍人の死に装束でもあるので
パリッとせにゃいかんという事なのだ。 

表向き禁止されていたが駐屯地に来る販売業者に耳打ちすれば
ポリエステル100%のノーアイロンのをアンダーテーブルで私物として買えたりもした。
買った。
どこに仕舞ったか、もう捨てたのかもしれない。

2019.11.9 銀座
新作は、まず銀座で着る。
前回の動画でテロップの入れ方が分かったので、
それを用いて少しオープニングを遊んでみた。

新作披露が立て続けだが、連続平行して作っていた訳でなく、
本来なら今年3月あたりに完成するはずが5月に完成してしまい、
こういうデザインでのエナメル生地なので、季節的に5月では着れるものでなかったのだ。

この服が生地の劣化で白が黄変してしまったので、
デザインのテイストを残してモデルチェンジ的に作ったのだ。
2017.11.12
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この服の生地は艶と張りのあるもので1m当たり3600円位した。
最初は純白であったものの2年程度で黄色くなり、
白というよりアイボリーになってしまった。
白を想定して作ったデザインなのでそれは嫌だ。
まだ普通の衣料用エナメル生地の方が黄変しづらいので、それで作り直したのだ。
この服は現在、冬用の室内着にしている。

今回二代目のシスタータイプとなる服だが、一つ失敗をした。
ボタンが多すぎるのは、うるさいと考え間隔を開けて減らしてスマートにしたら、
座ったときにボタンとボタンの間が開いて下着が見えてしまうのだ。

ボタンとボタンの間にボタンを増やせば解決するが、
デザインを壊すのはやりたくない。
あまりにも頭に来るようなら、ボタン間隔にスナップホックを
すくい縫いして付けるしかあるまい。

スナップホックはボタンに比べて連結力が弱いのでどうしようかと迷う。
この服の構造的に取り付けは、いつでもできるので
何度か着て様子を見よう。

最近作った服の細部を動画にしてみた。
写真でもソコソコ出来の良さも分かるが、概ね基本通りに手抜きなく作っている。
量産品のコスパティオのコスプレ服より、
自身にこだわりのある部分はある意味作り込んでいる。

こういった造りであるので、材料費は1万5千円は軽く掛かる。
売るとしたら技術料と労働力を加味して最低5万円は貰わないとやる意味がない。
そんなのをディスカウントショップで売ってる宴会衣装の感覚で、
数千円で買い叩こうという相手に仕事などやってられぬ。

以前、欲しいという声があったときに4万円と提示したら以後何も言わなくなった。
ふざけの冷やかしはお断りだ。

一度中古として5千円程度で売ろうとしたが、
値下げ期待の連中が食いつくだけで入札せぬ。
中古といえど値下げして売るとそれが相場になって価値が下がる。
また、安く手に入れたものは、ぞんざいに扱うものだ。

そんな乞食どもは客として要らない。

資本主義は買ってもらってナンボ以前に
「これはワシの物や、あんたに売るも売らんもこっちの勝手や」
価値を認めて本当に欲しい人だけ買えば良い。

動画を作るにしても、この軸がブレるとクズや既知外の巣窟になる。
感性が鋭く先進の気鋭に富んだ、何でも学ぼうという、高級な人に見てくれれば良い。

売るためには偏差値40を基準にして番組を作れというのは、
動画を始めてから本当だと実感する。
いきなり人気の上がるのは子供や頭の弱い大人も面白がれる物ばかりだ。
売れてる動画製作者はその計算をしっかりしている。

そういうことは、そういう人たちに任せておけば良い。
ただでさえ現実生活で下らないヤカラにうんざりさせられているのに、
創作表現の世界でもそんな屑に忖度するのは御免だ。

「幸せ求めて駆けちゃいけねぇ、そいつはビッコをひいて後からやってくる」

ベルトルト・ブレヒト、「三文オペラ」より。


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