結局、今週末は一歩も外出しませんでした。
これのせいです。

何とか完成しました。
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最初の目論見だともっとシスターっぽくなるはずでしたが、海軍用雨衣みたいな感じになってしまいました。
肩章をもっとシンプルな尉官以下のものに変えればまた印象もだいぶ変わるでしょう。
まぁ、これはこれで良いです。

誰でも作るような形で、なんの抵抗も無く着れるようなものを作ってもしょうがないし。

今日は暖かいという予報なのでこれを着るには暑いのと
夏からなんだかんだでぶっ続けで何着も作っていて、
とりあえず今はこれで完了ということでどっと気が抜けて疲れてしまいました。
なので出かけずじまいです。
このページを書くだけでも午前中からダラダラ休み休みです。

なんか、また1着作りたくなってきてるのは困ったもんです。
こういったパイピングを配した感じの黒一色のワンピかスーツか何かを作ろうかと。
とりあえず外套としてどんな色の服にも合うように白と黒で作ったのですが、
よりぴったり来る「黒」で服を作りたいと。
服作りは、お絵描きから始まる。
家にいる、紙がある、色鉛筆もある、うーむ・・・・・・・

裁縫していると耳がお留守なので、長い音楽をたっぷり聴けるのも楽しみだし。
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プッチーニ、「トゥーランドット」
ニルソン、コレッリ、スコット、プラデッリ指揮・ローマ歌劇場
カラス、フェルナンディ、シュヴァルツコフ、セラフィン指揮・ミラノスカラ座
それぞれこの曲を代表する名演奏です。

トゥーランドットをやるニルソンとカラスはまるで方向が違えど特上の出来栄えです。
ニルソンはまるで大排気量の高級車が余裕のパワーで峠を上っていくような余裕を感じられます。
かと言って手抜きしているわけではないです。
だいたい手抜きして歌えるもんじゃないですよこのお姫様の役は。
それを楽々と歌い上げているサマに凄みを感じます。
何たってブリュンヒルデやイゾルデが当たり役で右に出る者の無い人ですから、
トゥーランドットもそんなにきつくははないのでしょう。

カラスはまた違った方向で凄いです。
スポーツカーがアクセル全開でクラッシュ寸前で峠道に挑むような迫力があります。
とにかく全力で振り絞っているのがトゥーラかドット姫の必死さとダブって極上の熱演となっています。
録音が1957年なのでボチボチ声に劣化が始まる頃なので尚更です。

まぁこの役はニルソンは別格として、やりすぎると歌手生命を縮めるくらいキツイ役です。
なのでどうしても恰幅の良い体力豊富な歌手がやる事が多くなります。
映像や実演を見る際は、その点の脳内補正が必須です。

だいたい歌劇は主役級で出られる頃には30歳を越えてたりします。
主役で聴かせられる技術と味が仕上がるには大変な時間がかかるのです。
薄幸の美少女を45歳で太目のソプラノがやるのは普通の事です。
「椿姫」の初演が失敗したのも、
結核で死ぬヴィオレッタを丸々太った健康そのもののソプラノがやって、
あまりにも見た目と役が乖離していたのが原因ですし。
音を聴いて、話は字で読んで脳内で映像化するのがある意味理想的な上演形態かも知れません。

いっそのこと音はそのままに
映像は日本のお得意のアニメにして、設定通りの美男美女がくっ付いたり離れたりするものが出ないかな?
「ワルキューレの騎行」のシーンも女戦士が天馬に乗って空を駆け回るなどわけも無く映像にできるし。

まぁ実演のメトロポリタンオペラとかの豪華な衣装や装置も魅力なんですがね・・・・・