自己デザインの夏物が無いのと暑いのと、元々外出があまり好きでないので
ここのところ撮りに出かけずにこれに掛かりっきりでした。
あと一息で完成です。
但し、袖はマチ針による仮留めです。
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ついに世田谷にも「業務スーパー」が出来たので安い食材目当てに
撮影帰りに大久保まで回る理由も無くなり、余計に出かける理由が無いです。

今回作は裏地無しで夏仕立ては良いのですが、
どの辺まで軽くして省略していいかの頃合が分からないのが難しい。
省略しすぎると「コミケの前日に一晩で作りました」みたいなものになってしまいます。
結局、肩パットと少し芯地を省略しただけで裏地が無い以外は、いつもの造りになってしまいました。

今まで作った物の延長線上にあるのでもっと早く出来そうだったのですが、
肝心のミシンがいかれて機種転換の習熟のためにこれを作ったようなものなので、
機材の特徴を掴みながら、違和感を無くすべく試行錯誤しながらなので物凄くしんどいです。

その新しい機材がこれです。
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JUKI HZL7900という家庭用では最高級、カメラで言えばニコンの一桁機の様な物です。
JUKIという会社自体、ニコンと同じ元軍需会社で戦後に民生転換したことも同じです。
それはともかく中古とは言え、整備済みの一代前の型落品なので申し分ないです。
こういうまともな機材を使ってなかったので逆に使いにくかったりします。
慣れてしまえばこっちのものですが。

縫い目を倒していきなり分厚くなっても、
全く意に介さず豆腐に針を刺す如く縫って行けるのは感動物です。
ただ、ボタンホールの仕上がりがイマイチなのが残念です。
調べてみるとこのミシン唯一の欠点見たいなものなので仕方ないです。

しかしまぁ実に重い。10kg以上あるのでヒョイッとセットしてチャッチャと縫うわけにも行かないので、
作業前にやる気蒸気圧を上げねばならない。

耐久性は職業用並みにあるということなので永く使えそうです。

こういう高級機材だと腕前の良し悪しがまともに出るので大変ですが・・・・

と言うわけで新たに撮ってないので新ネタは無いのですが、
未発表のものからレタッチする余裕も無いので、とりあえず一枚だけ。

2012.7.28 品川区・芝浦
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この頃はこの服が気に入ってこればかり着ていてので、ネタがかぶると思って出さずじまいでした。

今年の春先までは毎週のように撮っていたのですが、そこそこ撮ってしまうと少々飽きてきます。
今現在の感じでは外出不向きな暑さも相まって、どうしても服作りの方に力を入れてしまいます。
今回作が完成しても、まだ作りたい物が3着程あります。

とにかく今回作がこの土日に着れる様に完成するといいのですが、
前倒しで作業してるつもりでも何だかんだで後ろにずれるのがもどかしい・・・・・・