この半年ほど重大な懸案であった厄介事を処理することがやっと出来、
肩の荷が下り過ぎて気が抜けてしまい、撮影分の現像とレタッチまで気力が回らない。
とは言え撮ってはあるので今週中にも載せるつもりではいます。

その、解決した厄介事とは・・・
隣の50過ぎのサイコパスを警察を動かして精神病院に叩き込む事に成功!

事の始めは去年の秋ごろそいつが年老いた80過ぎの母親と隣の部屋へ転がり込んできたところから遡る。
その時は頭が弱く幼稚な感じのする妙なオヤジだと思ったが、そこそこ陽気な奴に見え、
無害に静かに暮らしていたので特に気にしていなかった。

変化が始まったのは今年の春頃。なんか変な罵声が近所から聞こえる。
発生源は初めは良く分からなかったが隣のオヤジが発していることがじきに分かったものの、
単に上手く行かないことへの腹立ちで怒鳴っているのかと思って「しょうがねぇ野郎だ」と。

しかし5月半ば、午前4時頃からそれが始まった。
ずっと前にも別のサイコパスがその部屋に住んでいて似たようなことがあり、
その類と判断して怒鳴り込みに行った。
なんとまぁ全く話が通じない。
誰も居ないのに「喧嘩してるんだっ!」「親がうるさいんだっ!」と
雰囲気からして生活保護の感じがしたので、まじめに働いてからでかい口叩けと返すと、
「俺は働いてる!お前こそ働いてない!!」と激昂して自分でドアを殴って凹ませて「弁償しろ!」と喚きやがる。
一度退散して警察を呼ぶことに。

警察を呼んだから話を付けようとぜと、ドア越しに告げると身支度をして出てきたが、
「いまから80過ぎのお母さんを迎えに行く」と自転車に乗ろうとする。
ん?親と喧嘩してたんじゃなかったっけ。午前4時で電車も動いてないのに老婆を迎えに?
低脳な逃げ口上と判断してのらりくらりと語気強く雑談して警官が来るまで時間を稼ぐ。
こういう時に限ってノロノロしてて中々来ない。
その雑談の中で俺は芸術家でノートに絵を描いてるとか抜かしやがる。
私の悪い癖で「もしかしたらコノ馬鹿、ヘンリー・ダーガーみたいな凄い奴か?」と買い被りそうになる。
その上、俺は指環を作ってて\78000で作ってやるなどと
真鍮かアルミパイプを切っただけのような右と左の親指に嵌めた指輪を見せつつ、片手では拳を固めて。
殴る用意をしながら営業掛ける奴がどこに居るんだよ馬鹿が。
そうこうしているうちに警官が到着、警官の仲立ちで馬鹿オヤジは頭を下げて謝った。
これで終わると思っていた。

翌日、出勤時馬鹿オヤジと鉢合わせした。
普通なら「昨日はどうも」としおらしくなるか、ツンと無視して黙殺するものだが、
なんとこっちに蹴りを食わすような真似して自転車で逃げるように出掛けて行った。
反省の色無し。と判断して仕事を早く切り上げ即日警察署へ相談。
「今の段階では警察としては何も出来ない、暴れるとかなにか問題が起きなければ。」
民事不介入の原則だ仕方ない。
しかし少しベクトルをずらして考えると刑事事件化すれば介入できるという事だ。
署から区役所へ紹介してもらって福祉担当に「これはどういうことかと」苦情。
それからは奴も静かになった。こっちも顔を合わせぬように努力して。

6月も終わる頃、奴の家の明かりが夜になっても点かず、ゴミ置き場に分別と回収日を無視した大量のゴミ袋。
奴め、引っ越したか?とほっとしたものの、相変わらず住んでいた。ぬか喜び。
よく見るとガスの元栓も閉じられている。
生保切られて金なくなったのか?まぁそれはそれで自業自得。
なので放って置いた。ザマミロと思いつつ。

そんな今夏の猛暑前のある日やつと鉢合わせしたが以前の元気はどこへやら、すっかり憔悴し痩せて土気色。
どうもすんません的な態度をとって来る。
それならこちらも「あんたも色々あるだろうが、まぁ頑張れ」と無責任な励ましをしてやる。
苦しんでる者に「頑張れ」が禁句なのをわざと使ってな。

それにしてもガスはともかく、コノ8月猛暑の中、電気無く窓締め切って良く暮らせるものだ。
そして8月30日奴は大暴発しやがった。
その2、3日前から前兆として独り喚きが始まっていた。
こちらも色々調べて、どうもあの馬鹿は統合失調を発症して幻聴とやり合ってるらしいと判断して、
自分で自分に厭味を言って勝手に苦しんでるから手間が省ける放っておこうと。

その大暴発。
朝6時頃から喚き始まって(向かいの爺さんの話だと4時ころからやってたらしい)10時頃頂点を極め、
プロレスが如く部屋の中でドタバタ暴れて部屋を飛び出し、
自分の部屋のドアに「うるせぇ!」「ばかやろっ!」と蹴りを食わしてまた部屋の中に飛び込む。
あのな、部屋の中に悪霊が居るんじゃねぇんだよ、テメェの頭ン中だよ。
たまりかねたのか別の住人が通報したらしく警官2人やってきた。
向かいの爺さん、このサイコオヤジの反対隣の爺さんも出て来ていた。
いざ警官が来ると閉じこもって出て来やしねぇ。

向かいの爺さんの話だと「俺と同じ生活保護だこいつ」
何が「俺は働いてる」だ嘘つきの屑が。

相変わらず自室に閉じ篭って叫んでいるが、警察としては自主的に出て来ないと令状無しでは踏み込めないと。
有耶無耶で警官退去、結局この糞野郎の粘り勝ち。
民事不介入の原則。

その後1週間は静かであったが9月7日また喚き始めやがった。
ドタバタ暴れはしないものの「これはダメだ」とスッと決意し、奇襲をかける事に。
8時、奴が気晴らしの自転車乗りに出掛けようと部屋を出たところに突撃。
携帯に110番の準備をして。

いやはや凄い格好、路上生活者でもここ迄の奴は 見たことが無い。
肩までかかる灰色の煤けた長髪に無精ひげ、洗ってない汗臭い体。
茶色のシミだらけのランニングと、これまた汚れたブリーフ1丁にサンダル。
これで自転車乗って徘徊しようというんだぜ。

「なぁ、お前いい加減にしろよ」と諭すように両肩を掴んで。喧嘩になるのは計算済み。
もうこいつ、かなり体は弱っていて暴れても大した事は無いと踏んで。

案の定、乱闘になった。
乱闘しつつ110番。事件発生の真っ最中ならすぐ来るだろうと予想して。
その騒ぎを聞きつけて近所の人も出てきた、反対隣で私同様コイツに苦しめられている爺さんも出てきた。
やった!殴りやがった!!目撃者の居る前で!!!
腕を2、3発殴られたが、何、この猫パンチ?子供の肩叩きかよ。
私は掴んで押さえ込むのみで絶対に殴る蹴るはしない。
反撃すると相互暴行になってせっかくのチャンスがフイになる。

男同士の喧嘩の場合、相手が致死性の武器を持って襲い掛かって来ない限り、
正当防衛は成立せず、反撃すれば相互暴行でチャラになる。
古株のゴツイ警官の前で互いに「済みません」と謝り握手して終わり。
そうしないと互いに暴行罪で立件する事になる。
今回はそうなっては困る。せっかく体を張ったんだし。
刑事事件化して何としても警察を介入させねば。
部屋ごとに大家が違い、総括する管理会社が無いので自分でやるしかないのである。

やっぱり荒事の最中に通報すると警官の到着が早い。
野郎は散々抵抗したが敵わないと悟り、自室に逃げこんだが、施錠させる隙を与えなかった。
奴は便所へ逃げ込んだ。
そいつの部屋の惨状たるや、コンビニの満杯ゴミ箱10個をぶちまけたような状況。
ジュースの空き缶、菓子パンの袋、弁当ガラだらけ、電気の傘は割れ、小蝿が舞い、
黴の臭いが立ち込め、
生乾きの茶色く変色した下着が干されている。
そして芸術に関する資料も道具も作品も見当たらなかった。
なにが芸術家で絵を描いてる、指輪作ってるだよ、嘘つきの穀潰しが。
ホント、コノ手の奴って芸術家を自称するのが好きだよなナ。

もはや奴は人を殴った以上、刑事事件の容疑者。
警官はまた「現認してないから踏み込めない」と抜かしやがる。
はいそうですか、と引き下がる私ではない。
こっちは殴られた、証人も居る!と例の爺さんに「だよな!」と同意を促したら頷いてくれた。
ドンドン応援の警官が到着。
裁判所は開いてるし、目撃者も居る、令状とって踏み込んだらどうかねと突っつく。
爺さんのほうも別の警官に証言している模様。

上官の許可が取れたらしく防毒の為手袋とマスクをし、容疑者を便所から引きずり出した。
刑事事件として立件すると言うより精神保健福祉法に基づいて強制入院の方向で行くと。
ただ、最終判断は医者なので奴が帰ってくるかもしれないと。
それは困る、ぶち込んで貰うわんと・・・・

暫く奴の話を聞いた後、両脇を挟まれパトカーの後部座席、署へドナドナ。
こちらは仕事場に遅れる連絡してから被害者として丁重に送迎。
署への道すがら、現場指揮官級の警官が「奴が落ち着いたら警官立会いで話あってはどうか」と進めるが
彼はまだ奴の実態を知らない。

署についてこちらは担当刑事と状況の聞き取り。
先に確保されて取調室に押し込まれたサイコオヤジが暴れまくって正体を現したらしい。
完璧に同情モード。

私からも何とか強制入院の方向で進めてくれと丁寧に御願いして警察側もなるべくそうするが、
やはり最終判断は医者なので結論は分からないと。
しかし多数の警官が「ダメだこりゃ」と思った以上、何とかなるだろう。

10分かそこらでこちらの事情聴取は終わり、結局サイコオヤジと警官立会いで話す事も無かった。
まぁそういう事になるわな、奴の正体が分かれば。

パトカーで丁重に自室へ送迎。
さっきの指揮官級の警官、初めは奴と仲直りを見たいな事を言ってたがもう言わない。
「ダメだこりゃ」モード。
あんなのが隣に居ちゃ大変だと。

部屋に着いたら丁度10時、なんとか仕事に間に合う。

仕事を終え帰宅。
サイコオヤジは居ない。

夜になっても、
次の日になっても居ない。

強制入院執行。

助かった・・・・

願わくば2度と帰ってくるな、閉鎖病棟で狂気に苛まれて狂い死ね。

生保でタダ飯食らってやりたい放題。
働かねば食えぬ者を自分の狂気幻想に浸って苦しめやがって。
詩ねじゃなくて死ね。

ほんと退院できても行き場無くなって野垂れ死んで欲しいわ。

しかし、奴のゴミ部屋あのままなんだよなぁ・・・とっとと仕事しろ無能ケースワーカーが!!


私の勝手な見立てでは、
奴は10歳くらいの知能しか無い感じで、不憫に思った親がずっと囲っていたのだろう。
施設や特殊学級で世間に辛うじて出られる教育を受けさせなければ、この先どうなるか想像が付くだろうに。
順当に行けば親が先に死ぬわけで残されたのはどうなる?
社会で生きてく能力などまるで無い。
飼い殺した責任として、今際の際に全力を振り絞って一緒に連れて逝け。

6月下旬に奴の電気が止まったという事は停止まで猶予が40~50日あると考えると
世事全般を引き受けていた母親が3月頃死んだか逃げたかしたのだろう。

飼い殺されて50半ばまで知的障碍ニートで、世間の事は何も出来ない知らない食って遊んで寝るだけ。
公共料金の払い方も知らない、停止予告に対しどう対処すれば良いか知らない。
全部ママがやってたから電気もガスも捻れば勝手に出ると思っていたのだろう。
生保特権で水道は23区の場合16㎥以内の基本料金は無料。
だから何とか生きていたのだろう。

菓子パンジュースとコンビニ飯の買い食いで自炊できず、洗濯掃除もロクにできない。
で、今まで半世紀以上保護者であり召使であったママが居なくなって、
生の現実に対処しきれなく、ママ怖いよー寂しいよーで発狂か。
糞が。

テメェの不幸など知ったことか俺の責任じゃねぇ。
知的障碍でも施設に通って必死にやってるのも沢山居るのに、ふやけた人生歩んできたものだ。

障碍者だろうが生保だろうが、回りに迷惑かけず倹しく静かに清潔に暮らしてば全然かまわない。

とにかく、俺に汚ねぇ泥ハネを飛ばすんじゃねぇ。

飛ばしやがったら容赦しない、刺し違えるつもりで潰してやる。

ほんとあのサイコオヤジこのまま帰ってこず病院で逝って欲しい。

ホント、まじで痛切に願う。