夏物は着れるうちに着とかないと。
2015.9.27 丸の内 三菱一号館美術館前
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普段は勤め人で溢れる丸の内も土休日ともなればガラガラです。
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この建物は
45年ほど前に一度取り壊し、
5年位前に復元して
建てた物です。
明治に建てたままの
オリジナルでは有りません。

とは言え
完璧に復元していると言う事で
この煉瓦作りも
コンクリ建築の上に
煉瓦タイルを貼った物でなく
ちゃんと
煉瓦を積んでいるそうです。

ただ、
単に趣味で再建した訳でなく
各方面との利権や思惑が
色々と絡み合っての
ことのようですが。
















イメージ 3こういう建物を
再建できる資金の元は
労働者の生み出した利潤。

奪い去られし生産を
正義の手もて取り返せ
彼らの力何物ぞ

著作権法の特例で
外から見える建造物を
敷地に入らず撮るのは
勝手なので
こんなに良い場所は
使わねば損。

頭の足りない警備員が
因縁つけてくる事も有りますが
分は完全に、こちらにあるので
怯むどころかやり込めて
撃退するまでです。

世間と喧嘩する積りで無くば
表現なんて出来やしません。

お伺い立てて
お許しの範囲でつましく
顔色伺ってやるなら
最初からやるべきで無い。

人の趣味嗜好なりカタチは
人生そのもの。

生きる事は
趣味と嗜好を巡っての
闘争である。


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誰にとっての普通だか分からない「普通」から離れて好きな事するには、
それ位の気概でなければこの国では出来ません。
但し、田舎は全体主義で動いているので無理せずに都会に出ましょう。
都市の空気は自由にする。
                                               銀座 中央通り
イメージ 5近いので
いつもの如く銀座に出ます。

意外なようですが、
こういう撮影というか
こういう格好で出るには
非難の嵐が襲い掛かりそうな
銀座、六本木、浅草、新宿
といった場所の方が
逆に、やり易いと言うか
周囲も適当に
放って置いてくれます。

自由で
何でもありのように見える
秋葉原の方が官民問わず
揚げ足や言い掛かりで
絡んでくるので
タチが悪いです。

秋葉原では
差別的で
卑屈なヤカラが多いので
余計な闘争心が必要です。

翼を持つ者ほど
持たぬ者から
憎まれる者は無い









イメージ 6あぁダメだ
レンズに直射日光が
と思っていましたが
このレンズ、
いい感じにゴーストが入るのを
忘れてました。

もちろん素のデータは
フレアで白っぽいので
レベル補正で
コントラスト上げてやり、
その他チョコチョコいじって
この通り。

まぁ、合成で描き込む手も
有りますが、
この偶然性が良いのです。




















イメージ 7三脚自撮りだと
広角を使う事が多くなる。

タイマーをセットして
立ち位置に戻ったり、
リモコンシャッターの
反応する範囲だったりで。

それに広角の特性で
ピントが深くなるので
少し立ち位置を間違えても
ピントが合う。
置きピンで撮るので
これは大きな利点。

広角で見栄え良く
人物を撮るのは難しいものの
慣れてしまえば
これほど
撮り様のある物は無い。

85/1.4の開放で撮るのも
幻想的でいいが
誰が撮っても似たような
額縁入り肖像画みたいな
感じになる。

広角は感性と腕の差が
如実に出るので
28㎜辺りでカッコ良く撮れれば
自信を持って良いと思う。

ただ、超広角病に
掛かる事がありますが。



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こういう上半身のポーズが難しい。
アイドルみたいな感じも柄でないし、かと言って大胆すぎるのも何だし。
いろいろ考えてみよう。

やっと涼しくなってきて分厚い曲が美味しく感じられる様になりました。
ドボルザーク・チェロ協奏曲
これは新世界より名曲だと言うかチェロ協奏曲としても古今東西の中でも屈指の名曲だ。
チョッと終楽章の終わり方がしつこいが、良い演奏だと「もっと聴きたい、終わらないでくれ」と思うので、
名演奏で聴くに限る。

チェロ、パブロ・カザルス
指揮、ゲオルク・セル
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
1937年、カザルスがフランコ独裁政権に愛想を尽かしてスペインを去り、
ジョージ・セルがまだゲオルク・セルだった頃の録音。
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これ以上熱く濃いのは無いと言う位の演奏。
弓と弦が擦れて出てくるのは音でなくて火花かと思わせるくらいカザルスの張りと勢いが凄まじい。
ピシッとしてしっかり伴奏して支えるセルとチェコフィルも見事。
演奏だけ取ればこれだけで十分、これ以上のものは要らない。が、
幾ら美味な料理でもいつも同じものばかりだと飽きると同様、他のも聴きたくなる。
また、当然のことながら戦前のSP録音でモノラルなので、もぅちっと良い音質で聴きたくなるのも人情。

カザルスに比肩するのはこれ位だろう。
 チェロ、ジャクリーヌ・デュ・プレ
指揮、ダニエル・バレンボイム
シカゴ交響楽団
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カザルスみたいな火花が散る程までの迫力は無いものの、
艶と潤い、しなやかさがある。
だからといってナヨナヨしてるわけではなく、ガッチリと太く濃く曲を描いて行く。
人によっては息の詰まる様なカザルスよりもデュ・プレの方が好みかもしれない。
どちらにせよ超一流、申し分無い。
伴奏は変に主張する事も無く、さりとてヘロヘロでもない可も不可も無し。
協奏曲でソリストを食っては困るので丁度良い。

ステレオ録音ですが録っているのはEMI。
録音の質が時にはメロディア以下のEMI。
この録音でもやらかしてます。
伴奏のオケがフォルテシモを奏で音が強くなると左チャンネルにノイズが入る。
初めは再生機材の不調かと思ったがこの録音のみの現象。
ひでぇ事しやがる。
チェロに関してはちゃんと録れているので、それが救いです。

そう言えば、クラウス・テンシュテット、ベルリンフィルの
シューマン交響曲第3番の冒頭のフォルテシモでも思いっきりノイズが入っていた。

最古の老舗という看板にアグラを搔いているのか、全くなっちゃいねぇ。
同じ英国でもデッカだと時代からするとオーパーツ同然の録音が有るというのに。
デッカが録っていてくれたらなぁ。